(PHP 5 >= 5.2.0, PHP 7, PHP 8)
filter_input_array — 外部から変数を受け取り、オプションでそれらをフィルタリングする
$type, array|int $options = FILTER_DEFAULT, bool $add_empty = true): array|false|nullこの関数を使用すると、大量のデータを取得する際に filter_input() を繰り返しコールする必要がなくなるので便利です。
typeINPUT_*
のうちのひとつ。
フィルタされるスーパーグローバルの内容は、 ユーザーがスーパーグローバルに手を加える前の、 SAPI が提供する "生の" ものです。 変更されたスーパーグローバルの値をフィルタするには、 filter_var_array() を代わりに使います。
optionsFILTER_VALIDATE_*
または除去フィルタ
FILTER_SANITIZE_*
が使えます。
オプションの値は、
array に存在するキーをキーとして、
そのエントリに適用するフィルタを値とする連想配列、
または、そのエントリにどのフィルタを、
どのように適用するかを記述した連想配列です。
どのようにフィルタを適用するかを連想配列に記述する場合、
どのフィルタを対応する値に適用するかを 'filter'
キーに含めなければいけません。
'filter' キーに指定できるのは、
FILTER_VALIDATE_*,
FILTER_SANITIZE_*,
FILTER_UNSAFE_RAW,
FILTER_CALLBACK のうちのいずれかです。
オプションで 'flags' キーには、
フィルタに適用するフラグを指定できますし、
'options' には、
フィルタに適用するオプションを指定できます。
add_empty
返り値の配列に対して、キーが存在しない場合に null を追加します。
成功した場合は要求された変数の値を含む配列。
失敗した場合、false を返します。
type で指定された入力値の配列が得られなかった場合、
かつ FILTER_NULL_ON_FAILURE フラグが指定されていた場合は、
例外的に null を返します。
入力された配列に欠けているエントリがあった場合、
add_empty が true のときは返される配列に追加されます。
この場合、欠けているエントリには、FILTER_NULL_ON_FAILURE
を使わない限り null が設定されます。
FILTER_NULL_ON_FAILURE を使った場合には、false が設定されます。
フィルタが失敗した場合、配列の値は false になります。
但し、FILTER_NULL_ON_FAILURE が使われている場合を除きます。
使われている場合、配列の値は null になります。
注意:
INPUT_SERVER配列には、 キーREQUEST_TIMEが存在しません。 あとで $_SERVER に追加されるからです。
FILTER_VALIDATE_*
FILTER_SANITIZE_*